看護師として勤めていて、人間関係に悩んでいる方は、多いと思います。
特に、嫌な性格の人、
嫌みを言う。
無視して教えてくれない。
意地悪をする。
といった性格の悪い人と働かなくてはならない場合は、相当なストレスです。
初対面の時から、嫌みなど言われるとその事をダイレクトに受け止めて
しまい、相手のことを嫌いになってしまうと思います。
そして、その後の人間関係にずっと悪い影響をもたらしてしまいます。
その日だけの関係ならその日だけ我慢すればよいことですが、ずっと一緒に
働かなくてはいけない場合は、良い関係を築いていくことが必要となって
きます。
では、一度嫌いになり、接したくないと思った人を好きな人にすることは、
できるのでしょうか？
嫌いな人を好きな人にする法則があるのでお伝えします。
目次
看護師人間関係で嫌いな人を好きな人にしてしまう法則
嫌いな人を好きな人にしてしまう法則は、嫌いな人でも好きと思い込むことです。
それにはどうすればよいかというと、相手の人を変えることは出来ないので
相手への見方を変えていきます。
きつい事や嫌みを言って意地悪してくる人には、二つの特徴があります。
１．完璧主義
２．孤独なタイプ
１．完璧主義
きついことを言ってくる人は、ほとんどが完璧主義です。
人のミスが許せない。
頭がよく覚えもよいため、お覚えが悪かったりとろい人を見るとイライラ
してしまう。
なぜそんなに出来ないのかとすぐ腹を立ててしまう。
覚えていくのに時間がかかるタイプの人がいるという考えができずに
心の広さがない。
２．孤独なタイプ
性格がきついので一匹狼タイプで、友達がほとんどいないことが多い。
そのためストレスを感じていても相談する相手がいなくて、自分の中に
ため込みやすく、発散のために弱い者いじめをしてしまいやすい。
相手への見方を変える
いじめてきて嫌な性格の人は、完璧主義で孤独なんだと思う。
完璧主義なので、仕事に手を抜かず一生懸命に頑張っているんだと思う。
そのため、少しのことでもイライラしてしまって嫌みを言ったり
機嫌をそこねてしまうんだなと思うようにする。
また、友達がいなくて、孤独でかわいそうな人なんだと相手に同情してみる。
自分が仕事ができないのなら、早く覚えて注意されないようにしようと思う。
相手のよい所だけを強調してみるようにし、嫌みや意地悪を言われた
事は、忘れるようにする。
そして、孤独なのに頑張っている、「本当は、その人のことが好きなんだ。」
と無理やりでも思うようにする。
そう思うことで、脳がだまされてだんだん好きになっていきます。
不思議とその思いは、相手に無意識に届いて、相手の態度が変わっていきます。
相手は、あなたにやさしくなるはずです。
そうなるとあなたも嫌いだった相手のことが好きと思えるようになります。
嫌いな人を好きな人に変えた体験談
派遣のクリニックの院長
派遣で通っていたクリニックの院長が苦手で嫌いでした。
「ガーゼ使いすぎてない？」など細かいことを指摘したり、嫌みを言われました。
最初がそうだったので嫌だな、嫌い、一緒に働きたくないと思ってしまいました。
しかし、すぐに辞めることができなかったので先生と良好な関係を築かなくては
と思いました。
そして院長の立場に立って考えるようにしてみると、院長も病院経営が大変
なんだろうな。高齢なのに一生懸命頑張っているな。院長のことを好きに
なろうと思いました。
そう思って仕事をしていると、なぜだか院長は私に対してやさしい言葉を
かけてくれるようになりました。
そうなると私も嫌いだった院長のことが本当はやさしい人だと思い、
好きになりました。
私の母の主治医
私の母が病気になり、病院に連れて行きました。
そこでの主治医がぶっきらぼうで、ちょっとのことで怒るようなタイプで
苦手だなと思いました。
母は、長期治療が必要なのでずっとその医師と関わっていかなくてはならず
主治医を変えることはできません。
そこで私は、前の経験があったので、主治医のことを無理やりでも好きに
なろう、そうすれば関係も良くなるだろうと思いました。
家に帰ってからもその医師のことが好きなんだと暗示にかけ、1ヶ月後の
次回診察日までそのように思うようにしました。
そう思っていると、脳がだまされ、本当に好きな気持ちになった気がして
きました。
そうするとなんと、2回目に会った時は、別人のように穏やかでやさしい
感じでした。
たまたま、最初の日が機嫌が悪かっただけかもしれませんが、好感をもって
接するとその思いがエネルギーとして伝わり相手も好感をもってくれる
ように感じました。
思い込みがだんだん本当になってくる事例
京セラの名誉会長稲盛和夫さんのお話です。
新卒で入社した会社は、ストが続いて給料の支給も遅れました。
嫌気がさして転職を考えたりして、悶々とした日々を過ごしていました。
ある時、こんな生活をしていても仕方ない。
「自分は、素晴らしい会社に勤めている、素晴らしい仕事をしている。」
と無理やり思い込んで仕事に励んだそうです。
すると、嫌だった会社が好きになり、仕事が面白くなったそうです。
思い込みが、嫌いを好きに変える力があることを証明していますね。
まとめ
自分が原因で嫌みを言われ場合は、自分の努力も必要です。
仕事を早く覚えたり、はきはきと挨拶をしたり、好かれるような努力を
してみてください。
その上で、無理やり相手のことを好きだと思うようにしてみてください。
何も考えず思い込んでしまうと、いつの間にか相手の態度も変わって
きます。
試してみてください。
性格が悪すぎる場合
試しては、見たものの相手の人は、何度も何度もいじめてきて相当に
性格が悪いという場合もあります。
そのような人の場合は、効果がないこともあります。
自分が消耗してしまうだけなので、転職した方がよいと思います。
最初から自分のいるべき職場でない場合があります。
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