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新人看護師が辞めたいと思わないための7つの支援とは?

 

最近では、職場に適応できず離職する新人看護師が増えています。

仕事がなかなか覚えられないのに、複数の患者を受け持ち、与えられた
業務をこなすのが精一杯。

その上、先輩からきつい言葉を浴びせられることもあり、ますます
自信を無くしてしまう。

新人看護師は、何もかもがわからない、自信がない、不安だという
気持ちでいっぱいです。

そんな新人看護師の不安を無くし、安心して働くには、先輩看護師の
サポートが必要です。

では、どのような支援をすれば離職を防げるでしょうか?

「新人看護師が先輩看護師から受けた効果的な支援」という研究論文
を参考に新人看護師が辞めたいと思わないための7つの支援について
まとめました。

 

新人看護師が辞めたいと思わないための7つの支援とは?

研究によると就職後4ヶ月目の新人看護師16名を対象に、効果的に
感じた先輩看護師の言動について調査しています。

その結果、効果的だった支援が7つのカテゴリーに分類されていました。

効果的な支援があれば新人看護師の離職が防げるのではないかと思い
自分なりにまとめました。

 

1.日常業務での手助けする

新人看護師は、常にいっぱいいっぱいで、余裕がありません。

患者の急変が起きたりで忙しくなった時は、パニックになると
思います。

そのように一人では対応できない時は、手助けする事が必要です。

先輩がやってくれた効果的な支援

「夜勤で、仕事が手一杯の時に患者にトラブルが起きたが
先輩が何も言わなくても助けてくれた。」

「さりげなく新人の出来ない所、出来ていない所を
やってくれる。」

「自身のない場合は、一緒にお願いします。と言えば必ず
フォローしてもらえる。」

 

2.失敗した時にフォローする

新人が失敗した時に、失敗したことを責めるのではなく
原因について話し合ったり、「次はこうしたら」という
アドバイスをくれたことが良かったと言っています。

失敗を繰り返さないための方策をとることが大切です。

 

3.根拠に基づいた知識の提供をする

新人が質問をした時に、先輩看護師から根拠に基づいた回答が
得られたことが良かったということで、根拠に基づき、理解
しやすい説明が大切です。

 

4.スタッフの一員として認める

入りたての時は、何をするのも先輩と一緒だったが徐々に
一人立ちしているので、先輩から採血などを頼まれたり
カンファレンスの発言を求められることで、職場のスタッフ
の一員として認められていることを感じています。

なので、先輩たちは、いつまでも新人扱いせず一緒に働く
メンバーとしてかかわることが大切です。

 

5.頑張っていることを評価してあげる

看護計画がよいと評価してもらえた、だいぶ動けるように
なってきたね、よく勉強しているね、など成長や努力を
評価することでやる気につながります。

 

6.励ましや気遣いの精神的援助をする

亡くなる患者が続いて、精神的、肉体的に参っていた時
先輩が励ましてくれたことがうれしかったというように
常に、様子を気遣い声をかけたり励ますことが大切です。

 

7.職場の雰囲気がよい

職場の雰囲気がよく、わからないことや困ったことを
誰にでも相談しやすい。

手伝ってもらいやすい。

[一部引用:「新人看護師が先輩看護師から受けた効果的な支援」

 

まとめ

以上の7つの支援があることにより、新人の不安が軽減し安心して
働くことが出来ます。

何よりも先輩の暖かい支援により、頑張ろうという気持ちになり
辞めたいと思う気持ちを防げると思います。

日常の業務の中で、意識してみてください。

 

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